久しぶりに眠れない日だ。薬は飲んだはずなのだが。
眠れない日には爪を噛んだりむしったりしてしまう。おかげでおれの手先足先はぼろぼろだ。
醜い。
疲れていない、わけではない。目の奥に鈍くて重いものが詰まっているような痛みがあるし、瞼は重くて腫れぼったい感じがする。昨日は夕食の頃から頭痛、肩から首を経由して頭まで火照るような痛みがあり、夕食後に鎮痛剤を飲んだのだったか。一晩経って、そういう痛みは無くなっているが。
ただ、妙に頭が冴えているような感じがする。目を閉じても閉じていられないような、からだ中落ち着かないざわつきにまとわりつかれているような感覚がある。だからつい爪をいじってしまうのかもしれない。
こういうときはどうにもならないので、布団の中で体を丸めてやり過ごすしかない。「しかない」というのも歪んだ思考の慣習なのかもしれなくて、むしろ体を動かして疲れさせて倒れる方がいいのかもしれない。
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空も白んできた。活動時間が少なすぎる。ほとんど死んでいる。
以上。